登山用レインウェアのおすすめと選び方

レインウェアの素材について

レインウェアに求められるのが、雨などの侵入を防ぎつつ、ジャケット内の湿気を逃してくれる防水透湿性素材です。安物のレインウェアなどを着ていると、雨の侵入はなくて濡れないものの、中が蒸れて汗をかいて濡れてしまうことがあります。登山など過酷な自然環境に置かれる場面で体を濡らしてしまうことは、体温の低下を招き低体温症になってしまったり、最悪のケースだと命に関わる可能性もあります。
自然を相手にするアクティビティでは、きちんとした機能性の高いアウトドアブランドのレインウェアを選びたいものです。

ゴアテックスがおすすめ

防水透湿性素材に関しては各社が素材を開発し、自社のギアに採用したりしています。それらの素材もかなり品質は高くなってきているのですが、ほぼ全てのアウトドアブランドが採用し、パイオニアとして常にトップを走り続けているといっても過言ではない透湿防水素材があります。

それがGore-Tex(ゴアテックス)です。
gore-tex

アウトドア製品にロゴなどがついていることは多いので見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
このゴアテックのロゴが製品についていれば、防水透湿性が担保されていると思っていいので、レインウェアを購入するときはよくわからない時はゴアテックスを使用しているかどうかをチェックするようにすると安心でしょう。

かさばりすぎないこと。

レインウェアに最も重要なことは体を濡らさないことですが、製品によっては保温性まで担保している製品もあります。しかし、レインウェアという目的であれば、雨を防ぐだけのものにしたほうが気温が高い場所での雨にも使えるなど使い勝手もよいですし、何よりかさばることがありません。
体温の調整はミドルレイヤーという中に着る服の素材で行うのが定石です。

ちなみにミドルレイヤーとして強くおすすめしたいのがPatagoniaのR1ジャケットです。このジャケットは本当に万能で、これ一枚持っているだけで3シーズン大活躍するので大変おすすめです。

すぐに着脱できるか

山の天気は変わりやすいとよく言いますが、レインウェアは素早く着込むことができて、雨が止んだらすぐに脱げるものが理想的です。ジャケットに比べるとパンツは着脱がしずらいので、上下セットアップの購入を検討するのであれば、登山靴のようなガッチリとした靴を履いたままでも着脱できるものを選ぶと良いでしょう。裾がジッパーやスナップボタンで留めてあり、裾が大きく開くような設計になっています。

レインウェアの機能面

レインウェアは素材の他にも裏地に工夫がしてあったり、ドローコードでシルエットを多少調整できたりするものがあります。
また脇の下などにジッパーによるベンチレーター(換気口)が配置されていて、ジャケット内の温度調節などがしやすくなっているものもあります。

上下セットアップかどうか

レインウェアを購入するときに、ジャケットのみを買うか、上下セットアップになってるものを買うかという選択肢があると思います。
上下セットアップになっているもののほうが価格は抑えられるかもしれませんが、上下セットアップになっているものはジャケット単体で販売しているものと比較すると作りが少し簡素化されているものが多い気がします。小雨程度であれば、ゴアテックスのジャケッットを羽織るだけというような場面も多いので、まずは使用頻度の高いジャケットだけ買って、パンツは後から購入するという選択をするのもいいでしょう。このあたりは好みと予算の都合もあるのでその辺を考慮した上で選択するとよいと思います。

レインウェアの価格帯

ゴアテックスのものであれば2万円後半から10万円近いものまで幅広い価格帯の製品があります。
上下セットアップのレインウェアは3万円前から5万円程度のものが多いのではないでしょうか。

登山用レインウェアのおすすめ

基本的な選ぶ基準がわかったところで、独断でおすすめの登山用レインウェアを紹介します。

パタゴニア Piolet Jacket

パタゴニアは独自開発の防水透湿素材であるH2Oを使用したジャケットが多い中、防水性/透湿性/防風性を備えた2層構造のポリエステル製ゴアテックス®ファブリクスを採用した、多用途に使える快適なジャケットがPiolet Jacketです。シンプルなデザインは飽きることなく、何シーズンにも渡って使用できそうです。
パタゴニアのサイズはUSサイズなので、Sサイズが日本のMサイズ相当となります。Lサイズとか異常に大きいので、大柄の人は間違ってLサイズなど購入しないようにしましょう。180cmくらいの人でも太っていなければSサイズでもジャストフィットといった感じで、175cm以下であれば、よほど厚みがないかぎり、Mサイズを選択することもないと思います。サイズ選びで間違えやすい部分なので気をつけましょう。

アークテリクス Alpha SVジャケット

カナダの本格派アウトドアブランドの最上級ゴアテックスジャケットです。
値段は張りますが、どうせ揃えるなら完璧なもので揃えたいという高級志向の人にはオススメです。
アークテリクスはサイズが日本のものと少し異なるので、一般的な成人男性であればSサイズ、少し小柄な人はXSサイズを目安に選ぶとよいでしょう。

モンベル レインダンサー ジャケット

ゴアテックスを使用していながら、コストパフォーマンスが高く、レインウェアに必要とされる機能をバランスよく備え、軽量性・コンパクト性にも優れるスタンダードモデル。機能と品質満たしていればブランドにはこだわらないって人には一番オススメです。
ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー[表:50デニール・ナイロン・リップストップ]

ノースフェイス クライムベリーライトジャケット

軽量化とコンパクト性を追求してつくられたノースフェイスのクライムベリーライトジャケット。
素材はGORE-TEX® C-Knit Backer(3層)を使用し、重さも250gと軽いのが魅力。

モンベル レインダンサーパンツ

手頃な価格で良質な製品を出しているモンベルから、ゴアテックス素材でありながら手頃な価格のレインパンツ。
デザインもシンプルで主張しすぎないので、異なるブランドのジャケットの組み合わせでも浮かないのもありがたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ゴアテックスのジャケットなどは結構値段は張りますが、機能面は抜群です。
破けたりしない限りは5年くらいは使えますので、シンプルなものを選ぶと良いでしょう。